結婚内祝

のし紙の書き方

ご結婚のお祝いをいただいたあとに、「結婚の内祝」としてお返しをします。
ご結婚披露宴に参加された方へは、引き出物をお渡ししますから、披露宴に出席されていない方へ送るのが基本となります。しかし、ここ最近は披露宴当日のお荷物を減らすという意味で、当日に引き出物をお渡しせずに後日郵送にてお返しをされる形も増えてきました。その場合、のしの表題は「結婚内祝」ではなく、通常の引き出物と同じ「寿」となります。メインの商品と引き菓子をセットで贈られる場合は、メインの商品には寿のしにご両家の姓を、引き菓子には結婚之内祝(もしくは内祝のみ)にお二人の名を書くといいでしょう。結婚の場合、ほどけないという意味で切り結びの水引となります。

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お返しのタイミング
giftbox

お返しのタイミングは郵送でお祝いをいただいた場合は早めに電話等でお礼を申し上げ、2~3週間の内にいただいた金額の約半分程度の物を贈られるのがいいでしょう。

お返しの商品

人気のあるお返し物は、洋菓子・和菓子・今治タオル・洗剤・カタログギフトです。洋菓子は見た目でもおしゃれなものが多く、今治タオルも美しいデザインのものが沢山あります。洗剤は実用的という意味では最強で、お返し金額が5,000円を超えるようでしたら、お相手様に欲しい物をお選びいただける選べるギフトがおすすめです。低額のお返しは商品で、高額なお返しは選べるギフトなどでされる方が比較的多いようです。お返しの相場は頂いた金額の半分程度~6割程度までが一般的です。

出産内祝

のし紙の書き方

ご出産のお祝いをいただいたあとに、「出産の内祝」としてお返しをします。
のしは「出産之内祝」を表書きとして、下側に赤ちゃんのお名前とよみがなを書くのが一般的だったのですが、最近は赤ちゃんの写真付きのメッセージカード式にされる方も多くなってきました。弊店では赤ちゃんの写真が丸窓から見えるウインドウカードを付けさせていただいております。ご希望の方にはウィンドウカードとのし紙(表書きは「内祝」です)の両方をお付けできます(その場合はウインドウカードの表書きは「命名」となります)。出産の場合、何度あっても良い事ですので蝶結びの水引となります。

お返しのタイミング
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お返しのタイミングは、お宮参り(産後1か月前後)の頃にお返しするのが一般的です。真冬などはお宮参りのし時期を遅らせたりしますが、その場合も産後1か月~2か月の間に行うのが望ましいです。もしも、お相手様のご不幸事と重なってしまった場合は少なくとも、お亡くなりになられて2か月以上経ってからお返しをされると問題ありません。ご出産されてからだと色々と大変ですので、ご出産前にいただいた送り先のリストアップなどをされておくとスムーズにご準備ができるでしょう。

お返しの商品

人気のあるお返しものは選べるギフトを中心に、スイーツ・キャラクターグッズ・キッチン用品などが多いように感じます。贈り主様が「これかわいい!」って感覚で気軽に選ばれたらよいでしょう。結婚内祝と同じで低額のお返しは商品で、お返し金額が5,000円以上の場合は選べるギフトがおすすめです。お返し金額の相場は、いただいた金額の半分程度~6割程度までが一般的です。

快気内祝

のし紙の書き方

入院中にお見舞いをいただいたら「快気の内祝」としてお返しをします。
のしの表書きは一般的に「快気之内祝」とする場合がほとんどで、手渡しの場合などは「内祝」だけでも構いません。長い入院もしくは通院期間中にお返しをされる場合は「御見舞い御礼」などと書く場合もあります。水引は病気事は二度ない方がいいので切り結びとなります。

快気見舞のし画像
お返しのタイミング
退院画像

以前は退院をして1年以上経ち、お相手様が忘れた頃にお返しをするなどとされてましたが、現在は退院後3か月~6か月程度でお返しをされることが増えています。入院が長くかかりそうなので退院までにお返しをする場合は御見舞いの御礼としてお返しをされてもいいでしょう。病気の種類によって完治までの期間が違いますが、快気内祝は慌ててお返しをしないといけないものでもなく、遅々でもまったく問題ありません。

お返しの商品

快気のお返しは消耗品で後々残らないものが主流で、洗剤や食品、また今治タオルなどもいいでしょう。洗剤は有名どころの液体洗剤を、食品は菓子類・海苔・コーヒー・スープギフトなどがよく選ばれます。国産タオルは柄など気にされる方がいらっしゃいますが贈り主様のお好みで贈られて大丈夫です。

退職御礼

のし紙の書き方

勤めていた会社を退職するときに、ちょっとしたお礼の品を配られる習慣が以前からあります。いままでの感謝の気持ちを込めて、おしるし程度の商品でいいでしょう。のしの表書きは「御礼」でが一般的ですが、「感謝」や、また心やすい同僚などには「ありがとう」など気持ちを直接書かれてもいいでしょう。水引は蝶結びとなります。弊店では一言二言の言葉をプリントしたプチメッセージカードを付けさせていただいております。

プチカード画像
お返しのタイミング
退職画像

退職日が近づいてくると何かとばたばたとしがちです。余裕をもって1か月程前から何を配られるかをカタログなどを見ながら決めて、退職日の2日前から退職日当日にかけてお渡しされるといいでしょう。数があまり多くなければ退職日当日に一気に配られるやり方もありますが、一番お世話になった方が一日中外出していたり、休まれていたりすることもありますので、1日~2日の幅をもたれたほうがベターです。

お返しの商品

数百円~3,000円ぐらいが一般的です。かなりお世話になった上司などには5,000円までの選べるギフト等でされる場合もあります。低額品が主ですので、洋菓子・和菓子・タオル・コーヒー辺りが人気です。実際、毎年この種の商品が全体の8割以上を占めます。